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築20〜40年ほどの家に太陽光発電を付けたいと考えたとき、気になるのは屋根の古さや雨漏りの跡でしょう。付けられるかどうかは、築年数だけでは決まりません。屋根と建物の状態を順に確かめれば、どの道を選ぶかを専門家と話し合えます。先に屋根を直すか、葺き替え(屋根材を新しく替える工事)と同時に付けるか、付けないかです。
古い家に太陽光発電は付けられる?築年数では決まらない
今ある家(既築住宅)にも、太陽光発電を付けられる場合はあります。ただし条件は、築年数のほか、屋根の形や屋根材で変わります(出典:東京都環境局 FAQ。参照資料の一覧へ移ります)。建物の構造や強度も、条件の1つです。今回確認した公的な資料は、築年数だけで設置の可否を決めていません。
付ける前に確かめることは、大きく2つあります。屋根や建物に目立つ傷みがないかと、パネルの重さを足しても建物が耐えられるかです。国の研究開発機関であるNEDOは、設置の設計の指針を出しています。その指針では、設備の重さを加えた状態で、建物の自重と地震の力に構造が耐えるかを見ます(出典:NEDO ガイドライン。参照資料の一覧へ移ります)。
同じ指針では、図面や構造計算書(建物の強さを計算した書類)がない家の確かめ方も示しています。建築士など構造の専門家に現地を調べてもらい、その結果で付けられるかを判断する流れです。傷みがひどいときは、原因を明らかにしてから、部材の交換や補修をします。
確かめることを、見落としにくい順に並べると次のとおりです。法律で決まった手順ではなく、確認漏れを防ぐための並べ方です。建物の点検をする専門家は、ホームインスペクターとも呼ばれます。
| 順番 | 確かめること | 主な相談先 |
|---|---|---|
| 1 | 屋根材と下地の傷み、屋根の向きと影 | 屋根の業者、太陽光の施工会社 |
| 2 | 雨漏りの跡 | 建築士、ホームインスペクター |
| 3 | 屋根の残りの寿命と、葺き替えの時期 | 屋根の業者 |
| 4 | パネルの重さと耐震 | 建築士 |
| 5 | 雨漏りの保証と契約 | 太陽光の施工会社 |
| 6 | 火災保険・地震保険 | 保険会社、代理店 |
ここに書くのは一般的な情報です。自分の家に付けられるかは、建築士、屋根の業者、太陽光の施工会社に確認してください。
屋根の材質と傷みは、どこを見る?
屋根の上から見える瓦や板の姿だけでは、付けられるかは分かりません。傷みは、屋根材の下に隠れていることもあるからです。
屋根材の下の板と木材、防水の層
設置の前には、屋根材の下にある野地板(屋根材を載せる板)と垂木(屋根を支える木材)も確かめます。防水用の下葺き材(雨水を防ぐシート)も、確かめる対象です(出典:JPEA 設計と施工。参照資料の一覧へ移ります)。製品によっては、板の厚さや木材の寸法・間隔に指定があります。
屋根を塗り直したばかりでも、下の板や防水の層まで良い状態とは限りません。塗装の記録とは別に、下地の状態も確かめます(出典:住まいるダイヤル 相談例。参照資料の一覧へ移ります)。
瓦・スレート・金属は、材質の名前だけで決まらない
付けられる屋根材の種類や形、屋根の傾きは、使う設備と取り付け方(工法)によって限られます。瓦、スレート、金属といった材質の名前だけでは判断できません。住宅リフォームの相談窓口(住まいるダイヤル)も、屋根に合った工法かを確かめるよう助言しています(出典:住まいるダイヤル 相談例。参照資料の一覧へ移ります)。
国の建物調査の様式にも、屋根材の割れや浮き、防水の層の不具合を見る欄があります(出典:国土交通省 調査様式。参照資料の一覧へ移ります)。屋根の業者や施工会社には、次の点を見てもらいましょう。
- 屋根材の割れ、ずれ、浮き、はがれ
- 屋根材の下の板や木材の傷み、防水の層の破れ
- 水切り金物(屋根の端などで雨水を逃がす金具)の不具合
- 屋根材と屋根の形・傾きに合う取り付け方があるか
北向きの屋根と、影がかかる屋根
屋根の向きと傾き、まわりの建物や木の影は、発電量に響きます(出典:JPEA 設置までの流れ。参照資料の一覧へ移ります)。図面で向きを確かめ、影のかかり方は現地で見てもらいます。
北向きの屋根では、反射した光が近くの家に入らないかにも注意が要ります。東京都は、北の面に付けるのを避けるよう案内しています(出典:東京都環境局 FAQ。参照資料の一覧へ移ります)。一方でNEDOの指針は、反射光を前もって確かめ、必要な対策をとるよう求めています(出典:NEDO ガイドライン。参照資料の一覧へ移ります)。資料によって扱いが異なるため、反射光と所在地の条件を施工会社に確かめてください。
向きや影で発電量が減ると、元が取れるかにも響きます。その計算は、太陽光発電は元が取れるかを記入表で確かめる記事でできます。
雨漏りの跡や傷みは、建物の点検で確かめる
雨漏りの跡がある家では、付ける前に原因を突き止めることが先です。原因が分からないまま付けると、あとで雨漏りしたときに、どの工事のせいか分けにくくなります。傷みが見つかったら、原因を明らかにして、部材の交換や補修をしてから付ける流れが示されています(出典:NEDO ガイドライン。参照資料の一覧へ移ります)。
雨漏りの跡は、次のような場所に出ます。国の建物調査でも、ここに跡がないかを調べます(出典:国土交通省 調査様式。参照資料の一覧へ移ります)。
- 天井
- 屋根裏の骨組み
- 内壁
- 軒裏(屋根が外壁から張り出した部分の裏側)
相続した実家・中古住宅で点検を頼むとき
長く住んでいなかった実家や、買った中古住宅では、屋根を直した記録が残っていないこともあるでしょう。その場合は、建物の点検(ホームインスペクション)を頼む方法があります。点検には、国の基準に沿う「既存住宅状況調査」もあります。
既存住宅状況調査を行うのは、国に登録された講習を終えた建築士です。国の基準に沿って、主に目で見たり測ったりして、壊さずに傷みや不具合を調べます。対象は、構造に関わる部分と、雨水の入りを防ぐ部分です(出典:国土交通省 調査様式。参照資料の一覧へ移ります)。頼める技術者は、国土交通省の既存住宅状況調査技術者のページ(新しいタブで開きます)から探せます。
頼む前に、どの部位をどう調べるか、料金はいくらかを確かめます(出典:国土交通省 インスペクション・ガイドライン。参照資料の一覧へ移ります)。点検口がないなどの理由で、対象の部位でも調べられないことがあるからです。報告書では、調べられなかった部位も見ておきます。
この調査は、耐震性の程度や不具合の原因を判定するものではありません。欠陥がないことや、将来の状態を保証するものでもないのです。太陽光を載せられるかは、点検の結果をもとに、建築士や施工会社に別に確かめます。
空き家だった実家に住み始める前の確認は、空き家の実家に住む前の確認表にまとめています。住まずに売ることも考えているなら、古い家をリフォームして売るかの記事で比べられます。
屋根はあと何年もつ?葺き替えと太陽光の順番
国土交通省の中古住宅の評価用の資料には、部位ごとの交換の目安があります。ただし、その家の仕様や手入れの状況と合うかを確かめて使うよう求めており、残り寿命を一律に示すものではありません(出典:国土交通省 データ集。参照資料の一覧へ移ります)。屋根の残りの寿命は、材質の名前ではなく、屋根の業者に実物を見てもらって判断します。
東京都も、今ある家に付ける場合は、屋根の塗装や葺き替えの時期を考えるのが望ましいと答弁しています(出典:東京都議会 速記録。参照資料の一覧へ移ります)。屋根工事の範囲によっては、パネルを外して載せ直す費用がかかるからです。
パネルを一度外すときにかかること
パネルを外すには専門の技術が要り、販売店や施工会社に頼みます(出典:JPEA 廃棄の案内。参照資料の一覧へ移ります)。外す費用は、枚数、屋根の形と傾き、階数、足場の要否で変わります。金具を外した所には防水の処理が要り、金具を残す場合も雨漏りを防ぐ方法を相談します。
今回確認した資料では、外して載せ直す費用や、同時に工事して浮く額の共通の目安を確認できませんでした。見積もりでは、外す、載せ直す、足場、防水の処理を分けて書いてもらいます。撤去だけの費用の目安は、太陽光パネルの撤去費用の記事で確かめられます。
屋根の状態で選ぶ3つの道
屋根の状態が分かったら、次の3つから選びます。
| 選び方 | 向いている家 | 確かめること |
|---|---|---|
| 先に屋根を直してから付ける | 傷みや雨漏りの跡があり、補修で直せる | 補修の範囲と、補修の後に載せられるか |
| 葺き替えと同時に付ける | 屋根の葺き替えが近い | 新しい屋根材に合う取り付け方か、工事ごとの保証 |
| 付けない・見送る | 下地や構造の傷みが大きい、住む年数が短い | 屋根の工事だけで済ませるか |
詳しく:屋根の葺き替えに建築確認は要る?
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2025年(令和7年)4月以降に始める工事では、2階建ての木造一戸建てなどの大規模な改修に、事前の建築確認が要ります。柱・壁・屋根など建物の主要な部分のうち、1種類以上でその過半を改修する工事などが対象です(出典:国土交通省 チラシ。参照資料の一覧へ移ります)。建築確認は、工事の計画が法律に合うかを前もって確かめてもらう手続きです。
屋根材だけの改修や、今の屋根に新しい屋根をかぶせるカバー工法は、大規模な改修に当たらない扱いです(出典:国住指第355号。参照資料の一覧へ移ります)。屋根全体に及ぶ改修は、これと区別されます。葺き替えがどちらにあたるかは、工事の内容で変わります。
ただし、確認が要らない工事でも、改修後の構造と防火の安全性を確かめます。安全性が明らかでない場合は、壁の量の計算や耐震診断などで確かめる必要があります(出典:国住指第356号。参照資料の一覧へ移ります)。建築士か所在地の建築の窓口に、工事の範囲を伝えて確認してください。
パネルの重さと耐震は、どう確かめる?
屋根に載る重さは、パネルだけでなく、架台(パネルを載せる台)と金具を含めたものです。3kW(キロワット。設備の出力の大きさ)の設備で約300〜500kgとする業界団体の資料があります(出典:JPEA 設計と施工。参照資料の一覧へ移ります)。東京都の案内は架台なども含めて300〜450kg程度とし、家によっては補強が要るとしています(出典:東京都環境局 FAQ。参照資料の一覧へ移ります)。
2つの資料は数字の幅が違い、どちらも製品ごとの実際の重さではありません。見積もりのときに、使うパネルと架台の重さを仕様書で確かめましょう。建物は重さのほか、風や積雪、地震の力にも耐える必要があります。金具を付けた所には、力が集まることも知っておきたい点です。
旧耐震か新耐震かは、建築確認の日付で見分ける
建物の耐震の基準は、1981年(昭和56年)6月1日に新しくなりました(出典:八尾市 FAQ。参照資料の一覧へ移ります)。建築確認の時期が1981年5月31日以前なら旧耐震、6月1日以降なら新耐震に区分します。どちらにあたるかは、確認済証(建築確認が済んだことを示す書類)の交付日などで見ます。
2026年から数えると、築20〜40年の家はおよそ1986〜2006年の建築です。旧耐震との境目は約45年前なので、多くは新耐震にあたる計算になります。ただし、築年数は数え方で前後するため、建てた年だけで決めず、書類で確かめてください。
耐震診断と、屋根を軽くする改修
重さに耐えられるかが心配なときは、建築士などに調べてもらいます。耐震診断は家の耐震性を見るもので、パネルを足した後の構造の確認とは別です。施工会社には、その確認を誰が行うかも聞いてください。
家の耐震性そのものを知りたいときは、耐震診断を頼めます。診断では、建てたときや増改築の情報を確かめたうえで、基礎・屋根・壁・柱、床下や天井裏を調べます(出典:国土交通省 耐震改修。参照資料の一覧へ移ります)。図面や過去の工事の書類があれば、用意しておくと話が早く進みます。
耐震改修の方法の1つに、屋根材を軽くすることがあります。ただし、屋根を軽くすれば太陽光を載せても安全、と決まるわけではありません。載せた後の重さで、建築士に改めて確かめてもらいます。
詳しく:新耐震でも2000年以前の木造住宅は
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対象は、新耐震の木造住宅のうち、柱と梁で支える在来軸組構法の家です。国土交通省は、2000年(平成12年)以前のものを中心に、柱や梁のつなぎ目(接合部)を確かめるよう勧めています(出典:国土交通省 新耐震木造住宅の検証法。参照資料の一覧へ移ります)。リフォームなどの機会に確かめる、という勧めです。太陽光を載せる前の調査は、建築士に接合部も見てもらう機会になります。
付けた後に雨漏りしたら?契約書で確かめること
付けた後に雨漏りが起きたとき、誰が直すかは場合によって変わります。原因、工事の範囲、もとの屋根の状態、契約と保証の中身で、対応先が分かれるからです。そのため、契約の前に書面で確かめておくことが中心になります。
たとえば、住宅リフォーム・紛争処理支援センターの2010年の年報に、次の相談が載っています(出典:相談統計年報2010。参照資料の一覧へ移ります)。2008年に築40年の木造平屋へパネルを付けた後、雨漏りが起きたという相談です。別の屋根業者は、瓦の処理などが原因ではないかとの見方を示しました。相談者は、雨漏りの補修とパネルの移動を望んでいました。
これは古い相談の記録で、原因や責任が確かめられた事例ではありません。それでも、古い屋根に付ける工事では、原因をどの工事に求めるかで意見が分かれることがあります。
業界団体の太陽光発電協会は、契約の前に保証と保険を確かめるよう案内しています(出典:JPEA 設置までの流れ。参照資料の一覧へ移ります)。設置後の雨漏りなどに対応する保証があるか、保証書で説明を受けられるかを見ます。工事のトラブルに備える保険に入っているかも、確かめる点です。
これをもとに、屋根の古い家で確かめたい点を表にしました。全国共通の責任の分け方ではなく、契約書で確かめる項目の例です。
| 確かめること | 見る書類 |
|---|---|
| 屋根工事と太陽光工事の、それぞれの契約先 | 契約書 |
| 保証の対象(機器、工事、雨漏り)と期間 | 保証書 |
| 保証の対象外になる場合 | 保証書、約款 |
| 雨漏りのときの連絡先 | 契約書、保証書 |
| 調べる費用、補修費、パネルを外す費用を誰が持つか | 契約書 |
| 付ける前の雨漏りや補修の記録 | 点検の報告書、写真 |
火災保険・地震保険で、太陽光の設備は補償される?
屋根に付けた太陽光の設備は、火災保険では一般に建物の一部として扱われます。損保ジャパンは、建物とパネルの持ち主が同じ場合に、建物に含めるとしています(出典:損保ジャパン ソーラーパネルの区分。参照資料の一覧へ移ります)。扱いの条件は、保険会社ごとに違います。
後から付けたときは、建物の保険金額のもとになる評価額を見直す必要があります(出典:あいおいニッセイ同和損保 FAQ。参照資料の一覧へ移ります)。設備が評価額に正しく含まれていることを、補償の条件にしている会社もあります(出典:損保ジャパン 後付け設備。参照資料の一覧へ移ります)。
建物に含まれても、どんな損害にも保険金が出るわけではありません。たとえば損保ジャパンは、台風などで屋根が壊れて雨が入った損害と、古くなった所から自然にしみ込んだ損害を分けています。後者は補償されない、という説明です(出典:損保ジャパン 雨漏り。参照資料の一覧へ移ります)。
地震保険は単独では入れず、火災保険に付けて契約します(出典:日本損害保険協会 地震保険。参照資料の一覧へ移ります)。修理にかかった実費を払う保険ではなく、損害の程度に応じて保険金が決まります(出典:財務省 FAQ。参照資料の一覧へ移ります)。損保ジャパンの特約地震保険の説明では、パネルだけの損害は支払いの対象にならない例に挙がっています(出典:損保ジャパン 地震保険。参照資料の一覧へ移ります)。地震保険の損害は、建物の主要な構造部分の損害で認定されるためです。
保険会社か代理店には、次を伝えて確かめます。
- 保険の商品名と、保険が始まった時期
- 建物とパネルの持ち主
- 設備の値段と、付けた時期
- 雨漏り、台風、地震のときに、どこまで補償されるか
支払いの判断は、契約の中身と損害の原因で変わります。独自の特約がある場合も含めて、自分の契約で確かめてください。
屋根を確かめて付けると決めたら
屋根の状態がまだ分からないなら、先に屋根の点検を頼みます。屋根の業者か建物の点検をする建築士に、傷み、雨漏りの跡、補修の時期を見てもらいましょう。ここまでの確かめで付けないと決めるのも、1つの答えです。
屋根の状態に加えて、設備を載せた後も建物が耐えられるかを、建築士に確かめてもらいます。そのうえで付けると決めたら、次は元が取れるかの計算です。設置費用、発電量、あと何年住むかを入れる計算は、太陽光発電は元が取れるかの記事でできます。計算で見込みが立ったら、複数の施工会社から見積もりを取って比べます。
見積もりでは、機器と工事ごとに内訳が分かれているかを確かめます(出典:JPEA 設置までの流れ。参照資料の一覧へ移ります)。古い家では、次の点も見ておきたいところです。
- パネルの配置図と配線図が、現地調査をもとに描かれているか
- 屋根の補修や葺き替えが見積もりに入っているか、別の工事か
- 雨漏りの保証の対象と期間、工事の保険
- 口頭の約束が書面に残っているか
補助金があるかは、所在地の自治体によって違います(出典:東京都消費生活総合センター。参照資料の一覧へ移ります)。都道府県や市区町村の公式の案内で、制度の有無、受付の期間、申し込み方を調べてください。リースや初期費用0円の契約を考えるなら、太陽光のリース・0円設置の契約の記事をご覧ください。
よくある質問
質問と回答を開く(4件)
築40年を超えた家でも付けられる?
付けられる場合はありますが、築年数だけでは決まりません。屋根と下地の傷み、建物の構造、載せる重さに耐えられるかで判断します。図面が残っていない家では、建築士に現地を調べてもらうのが確かめ方です。
屋根を塗り直したばかりなら、すぐ付けられる?
塗装をしたことは、すぐ付けてよい理由にはなりません。屋根材の下の板や木材、防水の層は、塗装では見えない部分です。塗装とは別に、下地の状態と、屋根に合う取り付け方かを確かめてもらいます。
「点検が義務化された」と言われたら?
その言葉だけで契約しないよう、国民生活センターが注意を呼びかけています(出典:国民生活センター。参照資料の一覧へ移ります)。点検が義務になるかどうかは、制度の使い方や設備の大きさによって異なり、一律ではありません。設置した施工会社やメーカーに、自分の設備で点検が要るかを確かめてください。
契約や工事で困ったら、どこに相談する?
契約や工事のトラブルは、消費生活センターに相談できます。消費者ホットライン188(局番なし)に電話すると、近くの市区町村や都道府県の窓口を案内してもらえます(出典:消費者庁 消費者ホットライン。参照資料の一覧へ移ります)。屋根や建物のことは建築士や屋根の業者に、保険のことは保険会社か代理店に聞いてください。
